- ナッシュ均衡
- ゼロサム・ゲーム
- チキン・ゲーム
- 囚人のジレンマ
- 協調ゲーム
- 共有地の悲劇
- タルムードの財産分割
ナッシュ均衡(Nash Equilibrium)
- お互いに最善手をとっていて、これ以上自分ひとりで自分の利得を高めることができない状態。
- 自分が戦略を変えれば損をする状態。
ゼロサム・ゲーム
チキン・ゲーム
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ナッシュ均衡
- (1, 3) or (3, 1)
囚人のジレンマ
チキン・ゲーム | 相手が「強引」なら、自分は「妥協」するほうが得をする。 |
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囚人のジレンマ | 相手がどうであろうと、自分は「裏切」ったほうが得をする。 |
協調ゲーム
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ナッシュ均衡
- (2, 2) or (0, 0)
- 協調するか、何もしないか
共有地の悲劇
- 牧草が生えている共有地では、人々が先を争って家畜を連れていき、牧草を食べさせてしまうため、牧草はやがて食べつくされて荒地になってしまう。
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ナッシュ均衡
- (1, 1)
- 相手がどうであろうと、自分は「開発」したほうが得をする。結果、荒れ地になる。
タルムードの財産分割
- 「仁」という解。
- 半分以上もらうというのは全部もらうのと同じこと。
- 総債権額の半分以下では、取り分が債権額の半分を超えない範囲で等しくする。
- 総債権額の半分以上では、不足分が債権額の半分を超えない範囲で等しくする。
顔の見える競争、顔の見えない競争
顔の見えない競争 |
「退出」がものを言う。 市場を通じた改善を促す。 恋人が口うるさくないのは、「退出」というオプションを持っているから。 |
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顔の見える競争 |
○「声」がものを言う。 ○組織的な取引を通じた改善を促す。 |
自分がやらなくてもだれかがやる
- 人数が1人から2人に増えると、逆に2人とも見張りを怠る可能性が生じる。
- 人数が多くなればなるほど、一人ひとりが起きている確率は0に向かって小さくなる。
- さらに、誰かが起きている確率も減ってしまう。
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ナッシュ均衡
- (-1, -1) or (-1, 0) or (0, -1)
- 「自分がやらなくてもだれかがやる」と思っていると(-2, -2)になってしまう。
- 人数を増やしても結局働くのは一部の人だけ。
いじめ
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A, B, C, Dの4人。Dとペアを組んだとき、A, B, Cのいずれも「遊ばない」を選ぶ。
Dと「遊ぶ」と、次は遊んだ相手が仲間はずれになる。
↓
Dと「遊ぶ」と自分が仲間はずれになる、と心配するようになる。
- いじめは均衡の1つ。いじめられる側に原因があるわけではない。
洞窟の中で鎖につながれた囚人
- 「影」こそ実態だと思って育つ。
- つぎにどのような「影」が来るかを一番うまく予測するものが尊敬される。
- 外の世界を知った囚人を気が狂ったと思う。