- VRによる生活の変化
- キャズム理論
- VRで生活はこう変わる
- VRで社会をこう変える
VRによる生活の変化
移動そのものの再定義
- 満員電車からの通勤から解放される
- 航空会社が倒産・合併
コラボラティブ・コンピューティング
- 全く違う場所でもコラボしながら仕事ができる
- VRによるクリエーション(より直感的な映像・3Dコンテンツ開発)
プレビュー(pre-view)からプレ体験(pre-experience)へ
- 家やマンションのような人生で一番高額なものの購入前に、事前入居体験ができる
- 画像検索や動画検索だけでなく、体験検索ができる
タレントのデジタル化・バーチャル化
- バーチャルYouTuber(VTuber)の進化とデジタル芸能人
- バーチャルYouTuberの声優デビュー
- バーチャル芸能事務所の乱立と既存リアル芸能人との対立
- CMの役者が個人の趣味嗜好で動的に変わる時代(ダイナミックキャスティング)
VR/AR時代の新しいオペレーティング・システム(VROS)の登場
- 平面での作業から空間ユーザーインターフェース(SUI)へ
- すべての人が秘書(アシスタント)を持つ世界
キャズム理論
イノベーター | 改革者。まだ完成度が低くそうな製品でもとにかく使ってみる人々。 |
---|---|
アーリーアダプター |
新しいモノ好き。 この段階では、普及したとは言えない。 |
キャズム/chasm キモズム・・・キモいと感じる溝・谷 JK理論・・・女子高生が多数使い始めるか |
|
アーリーマジョリティ |
様子見していた一般的な人々。 市場普及率が5割に近づく。 「持っていないと遅れている」とみなされる時期。 スマートフォンはここを超えた。 |
レイトマジョリティ | 社会のかなりの領域に広がって、当たり前の存在に。 |
ラガード (laggard) |
「どうしても必要でない限り、手にしたくない」人々。 この領域まで普及した製品は多くない。 テレビ、絵冷蔵庫、エアコン、携帯電話。 |
VRで生活はこう変わる
- 2020年がVRのターニングポイント。
- VRよりもARが先に伸びる。
- ARは「足していく」もの、VRは「代替していく」もの。
- 音のAR・・・現実世界の音に対して、音の情報を付け加えるもの。不要なものを聞こえなくすることも(現存現実(Diminished Reality, DR))。
- VR普及の条件は「現実より便利になる」こと。
- 「ペーパーパラダイム」から「空間パラダイム」へ。
- 「空間パラダイム」ではnオフィスの考え方が変わる。「移動」がなくなってしまうかも。
- ミーティングはVRで済ませるようになる。ビデオ会議より「会った感」がある。
- 全員が「秘書」のようなAIを持つことになる。ARグラスの前に、音ARヘッドホン。
- 視界を提供するサービス
- バーチャルYouTuber(VTuber)・・・「違う見た目のものになりきる」ことが人の心に大きな影響を与える。
-
アバターはVR空間でのコミュニケーションの基本。
- VR空間でアバターを使ってコミュニケーションする技術は、パソコンにおけるウェブ閲覧や、スマホにおけるショートメッセージのように、OSに搭載されるべき基本機能となっていく。
VRで社会をこう変える
- 「移動」というビジネスがシュリンク。航空会社は儲からなくなる。
- 「波」にできる情報はデジタル化できる。
- 現実の衣服ではなく、VRで使うアバターが着る衣服や装飾の方にお金をかける。
- 広告は「プロダクト・プレースメント」が増える。VR空間に広告対象物を置く。
- スマホ誕生から10年が経過し、ようやくスマホに合った表現のコンテンツが出てきた。スマホに特化したクリエーターも出てきた。(YouTuber, Instagramer)
- VR時代は「視界を提供するビジネス」。(視界アーティスト)
-
「生まれた国」と「自分が属する国」の両方に属するようになる。(エストニアの「電子国民」制度)
- 教育、医療(カウンセリング、健康管理)、などオンラインで提供できるサービスは、自分の好きなバーチャル国家で。
- 企業も国になれる。バーチャル建国