- がん
- 歯周病
- 視力(Quality of Life)
がん
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日本人のがん全体の25%を感染症が原因のがんが占めている。
- 胃がん・・・ピロリ菌
- 肝がん・・・肝炎ウィルス
- 子宮頸がん・・・ヒトパピローマ・ウィルス
- 感染症由来のがんは予防可能。
- がん細胞が生まれてから、がんとして見つかるまで10年ほどかかる。20〜40代の人こそ、症状がないうちに診断を受けて先手を打っておくべき。
- 検診で発見されたがんは、症状で発見されたがんよりも予後が良い。
がんを防ぐための新12か条
- たばこは吸わない
- 他人のたばこの煙をできるだけ避ける
- お酒はほどほどに
- バランスのとれた食生活を
- 塩辛い食品は控えめに
- 野菜や果物は不足にならないように
- 適度に運動
- 適切な体重維持
- ウイルスや細菌の感染予防と治療
- 定期的ながん検診を
- 身体の異常に気がついたら、すぐに受診を
- 正しいがん情報でがんを知ることから
胃がん
- 胃がんに関しては、やることが明白。ピロリ菌の検査・除菌・除菌後の定期的な検査。これで胃がんで亡くなる人はゼロへ。
- ピロリ菌感染者のほとんどは5歳未満で感染している。
- 日本人の胃がん率は欧米の5倍。ピロリ菌が原因。
大腸がん
- 早期ではほとんど症状がない。せめて便潜血検査を受けること。50代ならスクリーニング検査を。
- 欧米の生活様式から生まれたがんなのに、日本の患者数の方が多い。
- 台湾・韓国は年1回のがん検診が義務付けられている。
- アメリカは、民間の保険会社が、内視鏡検査を受けた患者の保険料を安くした。
肝臓がん(肝細胞がん)
- アルコールだけで肝臓がんになる人は数パーセントにすぎない。
- 原因は肝炎ウイルス。60%がC型肝炎ウイルス、15%がB型肝炎ウイルス。
- ウイルスの有無を調べることが予防の入り口。
子宮頸がん
- 原因はヒトパピローマ・ウイルス。
- %が感染している。多くの人が性交渉で1度は感染。
肺がん
- 原因の70%は禁煙。タールが発がん性物質。ニコチンは動脈硬化のリスク。
- 吸うなら電子タバコを。
歯周病
- 日本人成人の8割が歯周病。
- 歯周病は治療しない限り、ずっと病み続ける。
- パーフェクトペリオで99.9%除菌できる。
- 年に2回は歯石・歯垢を除去してもらうこと。
- floss or die
- 歯周病菌は歯茎の毛細血管から全身へ。心筋梗塞に。
- 糖質過多は歯によくない。
- 口呼吸をやめ鼻呼吸に。
視力(Quality of Life)
- レーシック手術を受けておけば、老眼が始まるまでメガネもコンタクトも不要。
- レーシックに次ぐ新しい技術:ICL (implantable Collamer Lens); 眼の中にレンズを注入する。
- 老眼が始まると遅かれ早かれ白内障になる。先に白内障の手術を受けて、多焦点ICLを入れておけば、白内障と老眼を予防できる。
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コンタクトレンズ
- 角膜内皮細胞が減ってしまう。この細胞は増殖しないし、再生する方法もない。
- コンタクトレンズは長年使い続けるものではない。最終的には眼鏡か手術を選ぶべき。