1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術
posted with amazlet at 16.08.03
DUKE。
東洋経済新報社
売り上げランキング: 200
東洋経済新報社
売り上げランキング: 200
- チャートの5つのポイント
- 業績の4つのポイント
- 利益と株価の4つのステージ
- 買い方・売り方
チャートの5つのポイント
①持合い期間が長い
②持合いの値幅が狭い
③カップウィズハンドル
- カップ本体の高値から、カップの底まで、おおよそ40%以内であること。
④新高値ブレイク時に出来高が急増する
- 大きな変革の可能性 → 新規の投資家を引き付ける
⑤新高値ブレイクの初期に買う
- ボックスが上に行くほど、よほどファンダメンタルの改善が継続しない限り、ブレイクに失敗する。
業績の4つのポイント
経常利益 | ①過去3〜5年 | 年率成長5〜10%以上 |
---|---|---|
②直近1〜2年 | 年率成長20%以上 | |
③直近2〜3四半期 | 前年同期比が20%以上 | |
④直近2〜3四半期の 売上高経常利益率 (=経常利益/売上高) |
増加していること | |
売上高 | ③直近2〜3四半期 | 前年同期比が10%以上 |
- 売上が伸びていないのに利益だけ伸びているのは、経費削減によるもので、一時的。
-
利益の3大源泉
- 販売数量の増加 ← 継続的成長に必須
- 販売価格の引上げ
- コストの削減
- 資料を読む際のポイント:「経常利益・利益率・売上高の3点が、なぜ高成長を続けられるのか」を突き止める。
利益と株価の4つのステージ
- 第2ステージにいる、利益成長が著しく、上方修正を繰り返し行う会社に投資する。
買い方・売り方
- 投資対象は最大5銘柄。
- 1銘柄への投資上限額は、総資金の5分の1。
-
エントリーは5分割ルール
- 買いは5分割で試し玉から。
- 試し玉が含み益にならない限り、追加買いをしない。10%の損失が出たら損切り。
- 勝っているときはポジションサイズを増やし、負けているときは減らす。
エントリーの7つのルール
- 新高値更新日の翌営業日、寄付成行で買付け
- 初回エントリーは5分の1の金額で試し玉を入れる
- 含み益が出た段階で5分の1ずつをトレンドに乗って買い増す
- 最初のポジションで含み損が出ている場合は買い増しをしない
- 1回あたりの買付金額を変えない(ピラミッディング)
- 一度損切りしても再度ブレイクしたらルールに従って買う
損切り
- 50%失ったら100%のリターンが必要になる。損切りは10%で。
損切り率 | 元金を取り戻すのに 必要な利益率 |
---|---|
5% | 5% |
10% | 11% |
15% | 18% |
20% | 25% |
30% | 43% |
40% | 67% |
50% | 100% |
ボックス理論で損を減らす7つのルール
-
元のボックスに戻ったら売却
- 本当に強いなら戻ってこないはず。
- 20%上昇したら損切りラインを引き上げる
- ボックスの下限を一定期間(最長1ヵ月)うろうろしていたら売却
- 日経平均より弱い動きのときは売却
- 間違えたと感じたら反対売買
- 相場全体の危険シグナル(ディストリビューション日の増加)が点灯したらポジションを落とす
売り
- 利益確定はテクニカル優先
- 株価が上のボックスから下抜ける動きを見せたときは、何か自分の知らない悪材料を織り込み始めたと考え、売却しなければならない。
- 【通常時のルール】終値ベースでボックス割れしたときは原則すべて売却
- 【急騰時のルール】高値圏で三空が出現し、出来高が増大したら売却
- 悪材料が出たらすぐに売却。様子を見るのは売却後。
ディストリビューション日
- 出来高の上昇を伴う株価指数の下落。大口の機関投資家が売り抜けた日。
- 2〜4週間のなかで、ディストリビューション日が5回あれば、市場が下降トレンドに転換した可能性が高い。
フォロースルー日
- 下げトレンドからある日の反発を1日目と数えると、2日目、3日目と上昇し、4日目から7日目の間に、株価指数が、前日と1日平均よりも多い出来高を伴って、約1.7%以上の大幅上昇すること。
- ある程度の値幅(前日比+1.5%くらい)で市場が上昇し、しかも出来高が前日に比べてハッキリと増えている立会日。
- 機関投資家の幅広い参戦を示唆する。
1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術
posted with amazlet at 16.08.03
DUKE。
東洋経済新報社
売り上げランキング: 200
東洋経済新報社
売り上げランキング: 200