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- DNAができること
- DNAの構造
- タンパク質の生成
- DNAの複製
- 減数分裂
DNAができること
- タンパク質を作る指令を出すこと
- 自分自身を複製すること
- 少しずつ変わること
DNAの構造
- DNA ∈ 核 ∈ 細胞 (46本:1個:1個)
- ゲノム:一つの核に含まれるDNA全体
- DNAは二重らせん構造。
- 2本のひもがヌクレオチドで繋ぎとめられ二重らせん構造になっている。
- ヌクレオチド = 塩基 + 糖 + リン酸
-
塩基の種類
- C:シトシン
- T:チミン
- G:グアニン
- A:アデニン
│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │リン酸─糖┼A===T┼糖─リン酸│ │リン酸─糖┼A===T┼糖─リン酸│ │リン酸─糖┼G===C┼糖─リン酸│ │リン酸─糖┼C===G┼糖─リン酸│ │リン酸─糖┼T===A┼糖─リン酸│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │
- DNAは2メートル。ヒストン(複数)に巻きついている。
タンパク質の生成
- ヌクレオチド(塩基)の配列でアミノ酸が決まる。アミノ酸の配列でタンパク質が決まる。
- ヌクレオチド(4種類)→アミノ酸(20種類)
- コドン:塩基3つの組み合わせ
- DNAのチミン(T) → mRNAではウラシル(U)
- DNA → mRNA(メッセンジャーRNA) → コドン表 → アミノ酸の鎖 → タンパク質
mRNAをつくる
- DNAがほどける。
- エンハンサー結合タンパク質や転写調節因子などがくっつき、情報を読み取る合図となる。
- RNAポリメラーゼが情報を読みを始める。
アミノ酸をつくる
- mRNAが核から細胞質に出ていく。
- リボソームがmRNAを読み取ってアミノ酸をつくる。
tRNA(トランスファーRNA)
- リボソームにtRNAが出入りし、mRNAの塩基情報を読み取り、対応するアミノ酸を結合する。
- 下端のアンチコドンがmRNAのコドンを読み取って、合致すれば、上端にアミノ酸を結合する。
DNAの複製
- ゲノムは細胞分裂の前に複製されすべての細胞に伝わる。
- DNAの二重らせんがほどけ、2本の鋳型となり、それぞれに新しい鎖が結合し、新たな2つのDNAができる。【反保存的複製】
- 鋳型の鎖に新しい鎖を合成するのがDNAポリメラーゼ。
- 合成方向はどんな生物も必ず5’から3’。
- 複製が終わったらヒストンでコンパクトにする。→クロマチン繊維
- コヒーシンで2本のDNAがつなぎとめられる。→染色体
- 染色体の中心にある動原体が両サイドから紡錘糸で引っ張られ、分裂する。
- 分裂したDNAは、元のゆったりとしたゲノムDNAになる。
減数分裂
- 体細胞には染色体46本ある。(父方由来23本、母方由来23本)
- 23本目は性染色体。(男XY、女XX)
-
受精卵内の染色体の組合せ
卵・・・2^23
精子・・2^23
受精卵・2^23 * 2^23 = 70兆通り
- 「組換え」でさらに多様性が増す。
- 複製後、祖母由来DNAと祖父由来DNAとで「組換え」が生じる。その後、1回目の分裂、2回目の分裂が行われる。
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