2018年5月13日日曜日

『証券会社がひた隠す米国債投資法』

  • ゼロクーポン債
  • おすすめの購入方法
ゼロクーポン債
  • 満期までの利子に相当する金額が、あらかじめ元本から差し引かれた価格で発行されており、満期時には額面の金額で償還される。
  • 途中の利払いもなく、償還日までほったらかしにできる。途中売却も可能。
  • 30年物の米国ゼロクーポン債に投資すると、30年後に約2倍になる。
    <年利3%の場合>
    100万円 × 1.03^30 = 240万円

    ? × 1.03^30 = 1万ドル
    ? = 4100ドル
    すなわち、30年後の1万ドルを、今4100ドルで買える。
  • 償還日まで保有する場合、購入時に手数料を支払うだけで、その後は手数料がかからない。
  • 償還金があらかじめ分かるので、老後のライフプランを立てやすい。
  • 大切なのは、購入タイミングよりも、いつ始めるか。できるだけ早く始めるのがよい。
  • 最低購入価格は1000ドル。(証券会社による)
おすすめの購入方法
  • 30年物の米国ゼロクーポン債。残存期間が最長のもの(28年とか)を選ぶ。
  • 1年のうち特定の日に決まった金額の米国ゼロクーポン債を買い、償還日が訪れるまで放っておく。
  • 円高になったらとあえずドルのまま保有。
  • 【いつ始めるか】定年後に年金プラスアルファでお金をもらいたいという人は、35歳がひとつの目安。
  • 【いくら買えばいいか】額面金額5000ドルを買う。→ 将来、年金に月々5万円がプラスされる。<1ドル=120円>
    【いくらで買えるか】5000ドル ÷ 1.03^30 = 2000ドル = 24万円 <1ドル=120円、年利3%>
  • 30年物以外はおすすめしない。複利のメリットが小さく、為替リスクを許容できるか疑問。